マスターの呟き

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<<   作成日時 : 2008/06/06 00:11   >>

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第五話 えらい事だにゃん(16)

「海亜っ! なんでおまえがここにいるんだ……ってか、それ以前におまえはなんつう格好をしているんだぁ? って、紅糸! 言っておくがこれは誤解だ! 俺は何も知らんぞ? 裸エプロンなんて……確かに嫌いではないが……って、無実だぁっ!」
 それまでひいていた酷い風邪など吹き飛んでしまったかのように動揺している大樹だが、そんな事は全く気にした様子もなく、紅糸はジリッと間合いを近づけながら指をポキポキと鳴らすと、イヤイヤをするように首を力なく横に振る。
「しかし現実よねぇ……あたしの目の前に広がっているその光景わっ!」
 ボキボキッ! 指の骨が折れたのではないかといわんばかりの音を立てている紅糸の拳は、すでにエネルギーの注入が百二十パーセント済んでいるかように白く変色しており、それがヒットしたら、冗談ではなく緩やかな川の流れの向こうに綺麗な花畑を見る事が出来るツアーに参加できそうな勢いだ。
 フフ……往生せいやぁっ!
「紅糸ちゃん、どうしたの? って、キャッ!」
 なんとなく不穏な空気に気がついたのか、部屋に入る事を躊躇していた暁菜が入口から顔を覗き込ませると、紅糸の前で命乞いをするような表情を浮かべている大樹の隣にいる海亜の格好(裸エプロン)に、一気に顔を赤らめると慌てて顔を背ける。
「あ、暁菜……ちゃん? なんで? なんだって紅糸と一緒なの?」
 ただでさえ紅糸に睨まれ(命の危機を感じているのか)顔を蒼くしている大樹だが、その場にいた暁菜の存在に気がつくと、さらにその顔色から血の気が失われ、まさに顔面蒼白という形容詞がピッタリと当てはまる顔色になる。
「学校でアンタの具合が悪そうだからと言ってわざわざお見舞いに来てくれたの! それなのにそんな十八歳未満お断りみたいな恰好を海亜ちゃんにさせてぇ……」
 ジリッと紅糸の間合いが詰められ、逃げ場を失ったような大樹はすでにターゲットロックオンされたような状態になっている。
 フフ……これでオヌシもこの世に未練は無くなったであろう。であれば、愛のキューピットになる事の出来なかったあたしがあなたのお命を頂戴する。
「べ、べつに俺がやらせたわけではない……」
「ほぉ〜、では、大樹の好みでは無いという事なのかな?」
 着乱れている事に無頓着な海亜は、起きた時のままの状態(肩がはだけてかなり露出度高し)でキョトンと二人のやり取りを見ている。
「えと…………かなり好みです……」
 パッシィ〜〜〜〜ンッ!

続く……。

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